3010運動
3010運動
3010運動とは?
「3010運動」という言葉をご存知でしょうか。この運動は、食品のロスを減らすための運動です。
国内の食品廃棄量は年間約1800万トンで、消費量全体の2割に当たり、このうち売れ残りや食べ残しなど、食べられる状態にもかかわらず廃棄される「食品ロス」は年間500万〜800万トン発生しているそうです。ちなみに国内の米の消費量は約850万トンですので、それに匹敵する量の食品ロスが毎年発生していることになります。
なお、日本の食品ロスの量につき、別の表現をすると、世界の国々が途上国に援助した量の約2倍になるそうです。
また、その量は国民一人一人が毎日お茶碗1杯分を捨てているのと同じくらいの量にもなるということです。
なお、日本の食品ロスの量につき、別の表現をすると、世界の国々が途上国に援助した量の約2倍になるそうです。
また、その量は国民一人一人が毎日お茶碗1杯分を捨てているのと同じくらいの量にもなるということです。
「3010運動」は乾杯から最初の30分間は席について料理を楽しむ。そしてお開き前の10分間は自分の席に戻って料理を残さず食べようというものです。宴会になると、席を離れてお酒をついだり、つがれたりということがよくあります。その結果、手をつけられないままの大量の食べ残しが出てしまう。そこで最初の30分はまずは料理を食べることに集中する。そして宴会を楽しんだ後、残り10分になると、再び幹事が呼びかけを行い、残された料理を口に運ぶ。長野県松本市の職員が始めたこの運動は、徐々に市内の町内会や企業にも広がり、飲食店の中には食べ残しが減る効果が出ているそうです。